リーキーガットと牛乳の関係 牛乳のカゼインが腸の炎症を引き起こすって本当?

 

 

自由でエキサイティングなセミリタイヤ生活が始まったのをいいことに、つい先日リーキーガットの食事療法を始めたサンダーストームです。

 

食事療法のひとつに「乳製品を一時的にやめる」というものがあります。

 

意外とこれが予想外にキツくってですね。

 

 

牛乳飲みたい欲求と日々闘っております。

 

本日はリーキーガットと牛乳の関係についてのお話です。

 



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一日中職場にいて、定時に帰宅する

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牛乳はリーキーガットの原因なのか

 

1.乳製品に含まれるタンパク質「カゼイン」が未消化のまま腸を刺激し、炎症を起こし腸に穴を空けてしまう

2.乳製品に含まれるタンパク質「カゼイン」が未消化のまま腸の穴から漏れ出すと問題を起こすが、そもそもリーキーガットの原因ではない

 

僕がゴーグル等で調べた情報では、このように意見が別れています。

 

僕も専門家や研究者ではありませんから実際に実験をして確かめることはできません。

 

なので、可能な限り突き詰めた推測をしてみました。

 

結論から言いますと、僕は2の「牛乳のカゼインはリーキーガットの原因ではない」を有力と見ています。

 

 

NEW!!

訂正記事追記しました😂

 

「牛乳のカゼインはリーキーガットの原因ではないとは言い切れない」

 

 

 

 

牛乳のカゼインはリーキーガットの原因ではない と考える根拠

 

リーキーガットの起こる仕組みは、

 

「腸が炎症を起こし、本来密接にくっつきあっている腸細胞の間に隙間が空いてしまう」

 

というものです。

 

つまり、その炎症を起こしている物質がリーキーガットの原因です。

 

仮に「1」の乳製品由来の未消化タンパク質「カゼイン」が原因だと考えてみましょう。

 

私たちがタンパク質を食べ物から摂取すると、まず口の中である程度バラバラになります。(物理変化)

 

牛乳は液体なのであまり変化はなさそうですね。

 

それから胃の中では、胃酸と混ざり(化学変化)それと同時に胃の煽動運動でミックスされ、グチャグチャになります(物理変化)

 

この時点で、タンパク質は部分的に分解され、ある程度のかたまりのペプチドという状態になります。

 

ペプチドについて、ここでちょっと復習をしてみましょう。

 

 

タンパク質の最小単位は「アミノ酸」

アミノ酸が2個~50個くっついた塊が「ペプチド」

アミノ酸が51個以上くっついた塊が「タンパク質」

タンパク質もペプチドも、「アミノ酸」が何個かくっついでできている

 

でしたね?

 

 

胃の中で消化されたタンパク質は、ドロドロの液状になっているとは言え、

 

アミノ酸の結合状態で言えばまだまだアミノ酸が何十何百何千とたくさん繋がった「未消化のタンパク質」な状態です。

 

ここでもう一回おさらいです。

 

アミノ酸が2個~10個くっついてできたペプチドの総称を「オリゴペプチド」

アミノ酸が2つくっついてできたペプチドが「ジペプチド」

アミノ酸が3つくっついてできたペプチドが「トリペプチド」

体の材料として使えるのは「アミノ酸」「ジペプチド」トリペプチド」の3つだけ

 

でしたね?

 

 

 

 

胃を通過したタンパク質は、未消化のまま小腸へと流れ込みます。

 

未消化のタンパク質は、小腸でさらに小さなオリゴペプチドやトリペプチド、最小単位のアミノ酸レベルまで分解されます。

 

しかしながら、牛乳のカゼインは人間が消化・分解しにくい構造をしているそうで、小腸でも体の材料としては使えない、未消化な状態のままです。

 

リーキーガットが起こると言われているのはこのタイミングです。

 

ここで「牛乳のカゼインはリーキーガットの原因である」という前提で考えてしまうと、理屈の合わないことがあります。

 

胃の中で消化されたタンパク質は、ドロドロな状態とは言えアミノ酸レベルで見ればまだまだ未消化のタンパク質です。

 

小腸に入ったからといってすぐにアミノ酸やジペプチド、トリペプチドまで分解されるわけではありません。

 

つまり、未消化のタンパク質が小腸に入り込むという現象は、いつでも誰にでも起きていると考えられます。

 

もしその未消化のタンパク質「カゼイン」が腸の炎症の原因なのだとすると、牛乳など乳製品を口にするほぼすべての人間がリーキーガットになってしまうという理屈になってしまいます。

 

もう一度整理しますと、

 

乳製品を摂取する

 

 

胃の中でタンパク質はドロドロになるが、まだまだ未消化な状態。

 

 

それが小腸に流れ込む。

 

 

小腸で炎症が起こる???

 

 

この理屈を通そうとするならば、

 

A.人間は胃の中でタンパク質を完全に分解している

 

という前提が必要です。

 

 

 

しかしながら人間は

 

1.胃で大まかに分解する

2.小腸でさらに細かく分解する

 

という消化のプロセスをたどります。

 

 

となれば、「A」の前提は成り立ちませんよね。

 

ということは、「人間の小腸には必ず未消化のタンパク質・カゼインが流れ込む」ということになり、

 

ならば牛乳を摂取する多くの人間がリーキーガットを発症していることになる。

 

しかしながら、リーキーガットを発症している人間が増えたとは言えまだまだ少数である。

 

それゆえに「牛乳のカゼインがリーキーガットを引き起こす原因となっている」という説も成り立たなくなってしまいます。

 

これが僕が「牛乳のカゼインはリーキーガットの原因ではない」という結論に至った根拠なのです。

 

 

 

 

 

それでも、牛乳を飲まない理由

 

牛乳のカゼインがリーキーガットの原因ではなさそうだという結論にはなりましたが、それでもリーキーガットの食事療法の一環で僕は牛乳を避けています。

 

それは、「リーキーガットの原因ではないけれど、リーキーガット由来の体調不良を引き起こしている可能性がある」からです。

 

リーキーガットを発症している人は、乳製品由来の未消化タンパク質が腸の隙間から体内に入り込んでしまいます。

 

未消化のタンパク質が体内に入り込むと、 倦怠感や頭痛、腹痛、下痢、嘔吐、集中力低下、皮膚の湿疹などなど、 様々な症状となって現れます。

 

体の免疫機能が「敵が来た!」と勘違いして攻撃しちゃうからですね。

 

さらに悪いことに、栄養も失調してしまいます。

 

どういうことかといいますと。

 

小腸は身長の7倍違い長さがあります。

 

タンパク質はこの長い小腸を流れる過程で時間をかけて分解されていくのですが、

 

リーキーガットになるとこの過程の早い段階で未消化タンパク質は血液に流れ出てしまいます。

 

体内で利用できるペプチドやアミノ酸となって吸収されるはずのタンパク質が、未消化のまま体内に取り込まれてしまうということです。

 

未消化のタンパク質が血液にのって全身を巡っても、筋肉や皮膚、髪の毛など体の材料として使うことができません。

 

つまり、ちゃんと食べているはずなのに、栄養が欠乏してしまうということです。

 

 

 

 

牛乳でお腹ゴロゴロ は別の問題

 

牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなるという体質の人もいます。

 

しかしながらこれは牛乳のタンパク質が原因ではなく、牛乳に含まれる糖質の「乳糖」が原因です。

 

特に日本人は乳糖を分解するのが得意ではないそうです。

 

そのため分解しきれなかった乳糖を体外に排出しようとする働きが腹痛や下痢という症状になって現れるのです。

 

 

逆に言うと、体の機能が正常に働いている証拠ってことなのですね。

 

 

 

 

 

牛乳を避けることは、対処療法

 

牛乳がリーキーガットの原因ではないということは、牛乳をやめてもリーキーガットを根本的に治ることはできません。

 

しかしながら、現在起きている体の不調を一時的に抑えることはできます。

 

おさらいをすると、病気の治療には根本療法と対処療法があるのでしたね。

 

 

 

牛乳をやめるという行為は、この対処療法にあたります。

 

 

 

 

 

リーキーガットになると、一生牛乳飲めないの?

 

これまでの話を総合すると、答えはNOと考えます。

 

リーキーガットさえ治ってしまえば、牛乳を飲むことはできます。

 

仮に乳製品由来の未消化タンパク質が発生しても、腸内の隙間から入り込むこともなく、吸収もされず、便として体外に排出されるからです。

 

腸というのは、コンディションさえ整えてあげればとても働き者なのです。

 

 

 

実際僕も牛乳断ちでちょっとツライ思いをしているわけなのですが😅

 

 

 

リーキーガットが治って、また牛乳を飲める日が来るのを人生唯一の楽しみにして毎日頑張っておりますよ。

 

 

 

 

 

 

 

リーキーガットと牛乳 まとめ

 

  • 牛乳はリーキーガットの原因ではないと考える
  • しかしながら牛乳はリーキーガットを起因とする体調不良に繋がっている
  • 牛乳断ちはリーキーガットの対処療法
  • なので対処療法とは別にリーキーガットの根本療法が必要

 

 

 

 

 

リーキーガットと牛乳の関係を再び考えてみる

 

すみません。

 

前言撤回記事を追記します。

 

きっかけはこちらのツイートです。

 

 

 

僕は生甲殻類アレルギーなのですが、アレルギーの仕組みをちょっと思い出してみたんですよ。

 

アレルギーって結局タンパク質が原因で、体内に取り込まれたタンパク質を、体の免疫機能が敵と勘違いして攻撃することで起こる生体反応ですよね。

 

大豆アレルギーの人は大豆のタンパク質を食べたらアレルギーが起こるし、

 

小麦アレルギーの人は小麦のタンパク質を摂ったらアレルギーが起こるし、

 

生甲殻類アレルギーの僕は生エビを食べたらアレルギーが起こります。

 

タンパク質が体内に入った時点でアレルギーが起こるのであれば、

 

牛乳のタンパク質が体内で炎症の原因になる可能性も無いとは言えないのではないか?

 

そんな考えに辿り着きますよね。

 

「牛乳のタンパク質はリーキーガットの原因にはなり得ない」

 

とドヤった後で非常ぉーーにお恥ずかしい限りなのですが、

 

「牛乳のカゼインはリーキーガットの原因になり得る可能性は否定できない」

 

という結論にかえさせていただきたいと思います。

 

結局なんの解決にもなってないし、なんの回答にもなってないってことです😂

 

 

 

 

最後に

 

僕はリーキーガットの専門家でも研究者でもありません。

 

ただリーキーガットを治し、健康な文化的な生活を取り戻したいという一心でインターネットの情報を漁っている一般ピープルです。

 

ときには誤った情報を発信してしまうかもしれません。

 

立てた仮説や推測を、最終的に有意な形で実証することもできません。

 

それでも、自分という被検体に対して、トライ&エラーを繰り返していくことはできます。

 

専門家の力を借りるのは全然よいと思います。

 

しかしながら、自分の健康を人任せにしていたらダメなのだと思います。

 

同じように原因不明の体調不良に悩まされ、解決の糸口を見出そうとしている方々とともに、

 

健康で文化的な生活を取り戻すために踏ん張って行きたいと思います。

 

 

 

以上、牛乳はリーキーガットの原因ではないと思ったよ!でした。

 

 

 

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