アジアのハブ空港ということで、シンガポールのチャンギ空港を利用する方も多いと思います。
本日はプライオリティパスで利用できる、チャンギ空港ターミナル1にあるラウンジのレビューをチェックしてみたいと思います。
結構やってくれるみたいですよ、SATSプレミアラウンジ。
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出典は、OneMileAtATimeより
SATSプレミアラウンジ 外観
ブリティッシュ・エアウェイズのラウンジで大興奮したわたしは、今度はJALが乗客のためにチャンギ空港で実際に使用している、SATSプレミアラウンジへと向かった。
幸運なことに、SATSプレミアラウンジはブリティッシュ・エアウェイズ・ラウンジのすぐ右隣にあった。
SATSプレミアラウンジはトルコ航空、エアチャイナ、ウズベキスタン航空、などなど多くの航空会社と提携している。
注目すべき点は、SATSプレミアラウンジがプライオリティパスで対応しているというところだ。
忘れないうちに記しておくが、楽天プレミアムカード所有者は、正規会員になるよりも安い費用でプライオリティパスメンバーに加入することができる。
プライオリティパス正規会員年会費
約42,000円
楽天プレミアムカード年会費
10,800円
※いずれもラウンジ利用回数に制限のないプレステージ会員
SATSプレミアラウンジ 内観
わたしの場合だが、JALのモバイルボーディングパスを提示するだけでラウンジを使用できた。
レセプションを過ぎたところには、トイレへ通じる廊下がある。
廊下を通り過ぎると、そこには様々な雑誌や新聞が並べられている。
わたしは通常こういったいわゆる契約ラウンジにはあまり過剰な期待はしないのだが、プレミアラウンジは本当にナイスだ。
部屋の中は程よい暗さで、必要以上に物がなくシンプル。備え付けの椅子やテーブルなどはモダーンで、なにより混んでない。。。
ご明答。わたしはいつも契約ラウンジの人混みにうんざりしているからだ。
ラウンジは各エリアでセパレートされている。エントランスにほど近いエリアではほぼすべての椅子がオレンジ色で、大きな肘掛けがついている。これは深く座り込むのに最適の椅子だ。
ラウンジの一番奥にはいくつかの椅子があるが、1mほどの高さのセパレーションで仕切られていて、プライバシーが程よく保たれている。
お隣はまた別にセパレートされたエリアになる。
シェアして使う長テーブルのあるセクションだ。
ラウンジの奥へ進むと、「リザーブエリア」となっていた。誰がこの状況この場所で予約なんてするのだろうか?と正直疑問を感じたが、それはラウンジをレポすることよりも重要な問題でもないので尋ねることはしなかった。
どんどん行こう。
こちらにはブース付きのテーブルがいくつか備え付けられている。正直このエリアは食事をとるところなのか作業をするスペースなのか、わたしには判断がつかなかったのだが。
ブースによってプライバシーが守られるこの空間がわたしにとってありがたかったが、他の利用客を見ていると、あまり快適そうには見えなかったのはなぜだろう。
プレミアラウンジにはマッサージチェアーもいくつかある。あなたはきっとこのマッサージチェアーを気にいるでしょう。しかしわたしはひねくれものだから、このマッサージチェアーをいつもどうやって清潔に保っているのかな?などとよからぬことを時折考えてしまうことは、ないこともない。
ビュッフェ、ドリンク、アルコールなど
ビュッフェはラウンジの一番奥にあって、契約ラウンジとしては種類・クオリティ共に中々の品揃えである。
サラダ、野菜、カットされたハムやソーセージなどが並ぶ。
それから、ケーキ、クラッカー、マフィン、サンドイッチ。
プレミアラウンジは厳選された料理の品々もある。もちろん温かい。
空腹ではなかったが、とても美味しそうに見える。わたしがとやかくいうより写真をご覧いただこう。
カップラーメンもある。残念ながら、お持ち帰りはできないが。
飲み物は冷蔵庫の中からセルフサービス。一通りのソフトドリンクと、ビール。
ラウンジにいる間、カフェインでシャキッとさせてくれるコーヒーマシンが2台。
有名どころはおさえてあるアルコール類。もちろんワインもある。
作業を終えるのまで2,3時間ほどラウンジに滞在したが、インターネットはとても高速でストレスはなかった。
羽田へのJALのフライトはC20ゲートから1:30AM発(20分前に搭乗)だったので、1:10AMころラウンジを後にした。チャンギ空港では、それぞれのゲートでセキュリティチェックがある。
搭乗ゲートまでは歩いて5分ほどで、喜ばしいことにセキュリティゲートに並ぶ列はそれほど長くはなかった。これは少し驚きだ。
各ゲートごとにセキュリティチェックがあることはそれほど気にしないが、優先搭乗システムが採用されていないのは少しもったいないと思う。A380など大型の飛行機に乗る場合などは特に。
私が今日乗る飛行機は小さな機体ゆえに並ぶ人も少ないため、今回に限ってはそれは問題ではないのだけれども。
セキュリティをパスすると、JAL767便が見えた。私を羽田空港へと連れて行ってくれる飛行機だ。
ゲートエリアはガラガラだった。他の殆どの人は、席に着く間もなく搭乗が始まったからだ。
さらに言うと、わたしのフライトの席は半分ほどしか埋まっておらず、そこにいた乗客もせいぜい100人かそこいらだった。
JALは特筆すべき利用客へのサービスを提供している。どこの空港に降り立とうとも、たとえそれがシンガポールだったとしても。ゲート係は登場時間前からお辞儀をしてくれたのだ。
1:28、1:29、、、彼らが時間に気を配る様子を見守る。そして秒針が1:30AMを指し示すと、ビジネスクラスの搭乗が開始された。時間に対する日本企業の精度の高さに、我々は大いなる敬意をもって讃えなければならない。
念願だった「メイド・イン・ジャパン」のサービスを享受するという夢が叶い、わたしの興奮が醒めることはなかった。
繰り返しとなるが、クレジットカードのオプションでプライオリティパスの会員になることは多くのメリットがある。
その筆頭は楽天プレミアムカードなのだが、通常のプライオリティパス年会費がおよそ42,000円のところ、カード年会費の10,800円だけで済んでしまう。
さらにその他楽天が提供するサービスで付与されるポイントが倍になったり、最大5000万円まで補償される海外・国内旅行がついてきたり、手荷物宅配サービスが利用できたりと、メリットは尽きない。
極めつけはカード新規入会ボーナスとして5,000~13,000の楽天ポイントが付与される。
ボーナスポイントは時期や開催されるキャンペーンによって変わるので、詳しくは以下から確認してもらいたい。
SATSプレミアラウンジまとめ
いわゆる契約ラウンジであるSATSプレミアラウンジだったが、いやいやとても快適だった。
これまでにも契約ラウンジは何度も利用したこともあるが、その中でもSATSプレミアラウンジは静かでモダーンなラウンジといえる。
そんなわけなので、シンガポールを訪れるならば、SATSプレミアラウンジを無料で利用できるプライオリティパスを持つことは大きなメリットとなるだろう。
理想を突き詰めてくと、例えばワンワールドラウンジはもうちょっと遅くまで開いてたらなあと思うこともあったりするが、SATSプレミアラウンジには、そのような不満はないのだから。
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