2015年3月。
アメリカ凋落を象徴する事件が起こりました。
俗に言う、AIIB事件です。
一体どんな大事件だったのでしょう。
詳細を見てみましょう。
時代は、文字→画像→動画へと移り変わっています。
多くの企業やお店が動画コンテンツで売上を大きく伸ばしています。
動画コンテンツと言へばYOUTUBE。
YOUTUBEを活用できるかどうかでビジネスの結果も大きく変わる、そんな時代になりつつあります。
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2013年10月のAPEC首脳会議。
中国の習近平さんがAIIB設立を提唱しました。
AIIBとは、
「アジアインフラ投資銀行」
のことで、表向きはアジアの道路や鉄道などのインフラを整備し、共に発展していこうというキラキラ(ギラギラ)した体のよいお金集め組織です。
すでに同じ目的でADB(アジア開発銀行)を創設していたアメリカは、
「(AIIB)に入るなよ、入るなよ、」
と世界中に警告していましたが、ポツポツとAIIBへの参加国は増えていきました。
そして2015年3月、大事件が起こります。
盟友・イギリスがアメリカを裏切ってAIIBへの参加を表明したのです。
米「ヲ、ヲイ!!」
そしてイギリスの参加を見て、アメリカを恐れていた他の国々も
「なんだいけるじゃーん」
と
フランス
イタリア
イスラエル
オーストラリア
韓国
などなども、続々参加を表明。
もはやアメリカの言うことは誰も聞かなくなっていたのです。
ただの一カ国を除いて。
その一カ国とは、そうです。我が国日本。
当時の(今でもですが)首相は安倍晋三さん。
安倍さんのこの判断はのちに窮地に立たされていた日本を救うことになるのですが、これはまた追って詳しくお話したいと思います。
話を戻しまして。
アメリカがそれほど怖くなくなったのに加えて、やはりお金のにほいがプンプンする。
世界中の国々がAIIBという列車に我も我もと群がった。
2015年当時の大統領はオバマさん。
こうして裸の王様であることに気がついたオバマさんは、
アメリカの真の敵って実は中国なんじゃねえか?
と大きく方向転換をします。
米国防長官、中国を非難…「地域の総意乱す」
読売新聞 5月28日(木)12時6分配信
【ワシントン=井上陽子】カーター米国防長官は27日、ハワイ州
で行われた米太平洋軍の司令官交代式で演説し、南シナ海のスプラ
トリー(南沙)諸島で岩礁埋め立てや施設建設を進める中国の動き
について「中国は、国際規範や、力によらない紛争解決を求める地
域の総意を乱している」と強く非難した。
南シナ海の南沙諸島で埋め立てを行い、自国の領土を拡げようと画策していた
中国を、アメリカのカーター国防長官が非難をしています。
一見すると、別に不思議な事では無いように思えるのですが、
実は中国のこの埋め立ては13年前から始まっていました。
今までスルーしていた埋め立てを、このタイミングでギャーと非難する。
まさに、アメリカが中国を「真の敵」の認識し、情報戦争を始めた証拠なのです。
アメリカは争いのタネを世界中にバラまいていましたが、
中国との最終戦争に注力をするためことごとく和解を進めていきます。
2015年5月
当時のケリー国務長官がクリミア併合後初めてロシア訪問。
2015年7月
米ロの協力をとっかかりにしてイラン核合意締結。イラン問題が解決。
2016年2月
米ロの協力により「シリア内戦停戦合意」が実現。
上記の問題すべてが解決まで至ったわけではありませんが、
アメリカが中国問題に注力するためその他の諸々を解決するために動いた
という事実が重要なのです。
世界の覇権をかけたアメリカと中国の最終戦争は2015年の時点ですでに始まっていたのです。
戦争?どこが?
と感じる方もいるかと思いますが、戦争と一言で言っても、
戦闘機飛ばしたり
ミサイル撃ったり
戦車を転がしたり
そんな「武力戦争」だけが戦争ではありません。
相手の悪口を言って評判を悪くして国際的に孤立させる情報戦争や、
相手にお金を入らなくして弱らせる経済戦争という、
一見するとそれとは気づきづらい形の戦争もあるということです。
まさに世界は最終戦争の真っ只中。
大切な家族やお友達と自分の財産くらいは守り抜ける、
そんな強さとしなやかさをもってこの激動の時代を乗り越えていきたいですね。
僕のこの考えは、僕が師匠と勝手に呼んで
一方的に弟子入りしている
北野幸伯さんの分析を元にしています。元にしていると言うかそのまんまです。
それなりに国際情勢の書籍には
挑戦しましたけれども、専門用語とかがむつかしくって読み難くって、
全然頭に入ってきませんでした。そんな手強い書籍に
ヒーヒー苦しみ悶えていた中で
出会ったのが北野幸伯先生の書籍でした。
師匠の文章は難しい専門用語も
必要最小限にとどめていて、その出てくる専門用語にも
噛み砕いた説明で補足がされていて、読みやすい文章でスラスラ読める上に、
そもそも
「国際情勢はいたってシンプル」という前提の分析なので、
それまで複雑怪奇と思われていた
国際情勢の図がスッと頭に入ってきたのです。
情報の出どころもわたしたちと同じ
新聞やニュースの記事。それでいて国家の趨勢に関わる大局の
未来予測はビタッビタに的中させています。
興味は断然あるんだけれども
どうもとっつきにくくってと二の足を踏んでいる方にはすごくオススメの国際政治ジャーナリストさんです。
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全くのアリでございますぞ。
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