先日、ニート(NIEET)について新たな定義をさしてもらいましたわけなんですけれども。
だから今日から、僕のことをニートと呼ぶのはやめてあげてくださいね\(^o^)/
僕はもう今やニートでもなんでもなくなってしまいましたが、本日は、そんなニートでも楽しくハッピーにそれでいて文化的で洗練された人生を送る可能性を見出して行きたいと思います。
目次
吉田覚さんの働かないふたりを読んで
吉田覚さんの「働かないふたり」という漫画を読みました。
働かないニート兄妹のお話です。
対人恐怖症の妹と、なぜか働かないエリートお兄ちゃんのニート2人のお話ということで、初めは悲壮感漂う物語だと思っていました。
だって最近多いじゃないですか。
社会から爪弾かれた息子がお父さん殺しちゃったり、逆にお父さんに殺されちゃったり、外で暴れて人を刺したり焼いたり。
で、そういうドンヨリしたお話で、少しでももらい鬱しそうになったら読むのやめようと、そんな保険をかけつつ読み始めました漫画でした。
だけれどもしかし。
いざ読んでみれば、そこにはとても優しい世界が拡がっておりましたよ😋
いけなのは、ニートではなく孤立
エリートお兄ちゃんの守と、対人恐怖症でポンコツニートの妹・春子はとても仲良しです。
一緒にゲームやったりヤイヤイ言いながらテレビ見たり、寒いからと言って一緒に寝たりします。
僕がイメージしていたヤバい方のニートって、独り部屋に籠もって一日中インターネットやってたり、家族が部屋に入ってくると怒って、お母さんが部屋の前の廊下に置いてくれたご飯を食べて過ごす、そんなニートです。
だから僕は働かないふたりを読んで、こんな楽しいニートってのもあるんだ!と少し衝撃を受けたわけです。
問題なのは働かないことではなく、孤立してしまうことなんだなって。
将来僕が万が一なにかの間違いで家庭を持つことになったとしたら、一人っ子ではなく2人以上の兄弟にしてあげようと思いました。
ただし、親の理解も必要です
エリートお兄ちゃんの守は、やむにやまれずニートになったのではなく、数ある選択肢の中から、今の自分に最適な時間の過ごし方を選択した結果、ニートになりました。
あえてのニートです。
だから両親もお兄ちゃんのことをそれなりに信頼していて、「働け」とカタチばかりは言いますが、そこまで追い込むことはありません。
一方で妹の春子は対人恐怖症ゆえにニートにならざるを得なかったのですが、お母さんの「女子は結婚できればなんとかなる」という考えのもと、
嫌がる春子を引きずって可愛いお洋服を買いに行ったり、
娘の唯一の取り柄である大きな胸を維持するため、冷蔵庫の牛乳を切らさないという親心を見せてくれます。
兄妹は親とも仲良くって、一緒にワイワイ御飯を食べたりリビングで他愛もないひとときを過ごしたりします。
これも僕の思っていたニートと大きく違っていました。
ニートに対する親の接し方として「適度な距離」や「適度な楽観」というのも、幾分大切なことんじゃないかな、と思いました。
ニートでも、楽しく生きれれる
これは漫画の中のお話ですから、現実でここまでうまくいくことは稀だと思います。
でも、この働かないふたりの中には、お金は無いが時間はある、そんなニート生活を楽しく過ごすためのヒントが沢山隠されています。
今は漫画が無料で読めてしまうぉおおお恐ろしいアプリがたくさんあるので、働かないふたりも無料で何話か読みました。
さらにその先のお話も1日待てば1話ずつ無料で読めたんですが、「ぅおおおお早く読ませろぉおお!」ってなってebookjapanから電子版を買ってしまいました。
こう見えてぼく本は紙派なんですが、一応ものを持たないミニマリストも目指しておりますので、ここは我慢して電子版です。
なんでアマゾンとかKindleじゃなくってebookjapanなのかといいますと、PAYPAYが使えたからです。
お陰さまで、使いみちに困っていたPAYPAY(パイパイ)の残高をようやく有意義に使うことができます😋
PAYPAYの使いみちに困っておりましたならば、みなさんもどうぞー!
読めば読むほど
しかしながらこの働かないふたり、読めば読むほど大好きになっていくんですよね。
電子版買ったんですが、紙の現物も買っちゃおうか悩んでおります。
うごごごごごご😡
ミニマリストのサンダーストームと、コレクターのサンダーストームの間でもうユラユラ。
そしてこれからも、僕はこうして誰も知ることのない碧い地球をゆらゆら泳いでいくのでしょう。
※地球と書いて星と読みます
作者の吉田覚さんを追いかけ始める
もうこうなってくると、働かないふたりの作者・吉田覚さんのことが俄然気になってくるわけです。
何やってる人?! ※漫画家でしょ
どこの人?! ※北海道生まれ新潟育ち
お尻って出すとこ?入れるとこ? ※痔持ちなので座薬を入れます
Twitterみると、なんか同人漫画のイベント?に出展してるらしく、何だか意外とカジュアルな感じ。
眠い。 pic.twitter.com/oB1uyRthI7
— 吉田覚 (@nurunurunumeri) July 16, 2019
この、マジックでシュバババババっと描いた感じも好きです。
そして、吉田さんが下積み時代にやっていたブログ「カラシ日記 ~浅いところでバシャバシャする~」にたどり着くわけです。俺キモーイ。いえーい。
ぼく、下積み時代の話し大好きなんですよ。やってたアルバイトの話とか、貧乏エピソードとか特に大好物😋
ブログの一番古い日付を見ると、2007年とか!
すげぇええ!もう10年以上前とか!
わくわくしながら読み始めましたが、何か想像以上に吉田さん、腐ってましたw
多分、この頃は吉田さんも漫画家デビューするとかあんま本気で考えてなかったんだと思います。
だって、自分の描いたムチムチな女の子の画をオカズにしましたとか、26歳童貞です(真実)とか、2chの●●というスレに書き込んでますだとか、ほんと赤裸々すぎるんすよ。感覚がもう一般人。
まあ実際、当時は漫画描いてる一般人だったのでしょうけれども。
そんな一般人の吉田さん、転機が訪れたのは2009年。
それまで地道に投稿していた漫画が商業出版社の目に留まり、見事賞を受賞。
これを機に、吉田さんは大回転をはじめます。
掲載誌の担当編集さんと打ち合わせするため東京に行ったり、プロの漫画家さんのアシスタントしたり、プロの漫画家さんが集うパーティー?みたいのに参加したり、すごく輝いて見えました。
正直、相当妬ましかったです。
等身大?のサクセスストーリーを目の当たりにしたいみなさまは、ぜひ吉田覚先生の下積み時代ブログ「からし日記」読んでみてください!
ほのぼの漫画もありますよ😋
何度でも言おう、ニートでも楽しい毎日を過ごすことができる!
先日お知らせしましたとおり、僕はもうニート(NIEET)ではないのですが、
セミリタイアな引きこもり生活をそれなりに楽しくすごさせていただだだだいております。
余るほどのお金はありませんが、日々のご飯と雨風凌げるお家、それから当面の「これがやりたい」があれば、
ある程度文化的で洗練された毎日を送ることができます。
もし人生に疑問を感じてしまったら、吉田覚先生の働かないふたり、読んでみてください。
意外と煮詰まっていた毎日がどうにかなったり、どうにもならなかったりするかもしれませんよ😋
以上、すでに僕はニートじゃないけれど、ニートでも幸せに生きる方法を考える!でした。
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